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航空貨物の繁忙期が早くも本格化:中国発欧米向け運賃は前年比2〜3割高、予約枠もひっ迫

2026-10-14

中国の国慶節連休明けも、航空貨物市場は例年のような「冷え込み」を見せていません。10月上旬の指数データによると、大中華圏発欧州向けのオールイン・スポット運賃は1kgあたり約4.7〜5.1ドル、北米向けは約6.0ドル、中東向けは約3.7ドルで、前年同期比で20〜30%高い水準です。今年の第4四半期は、昨年より明らかに高い起点から始まったというのが業界の共通認識です。

運賃を押し上げる3つの要因

第一に燃油です。9月末のジェット燃料価格は前年比でほぼ倍増し、燃油サーチャージが見積書で最も伸びの大きい項目となっています。第二にテック貨物です。AI関連機器や新型コンシューマー電子機器の集中出荷でチャーター需要が膨らみ、華南や中国香港などテック貨物の多い発地では全貨物機のスペースが吸収されています。第三に海上輸送からの流出です。アジア発欧州向けの船腹不安定を受け、時效重視の在庫の一部が航空へ切り替わり、人気路線のスペース競争を激しくしています。

価格よりスペースの確保が焦点

市場では11月中旬まで欧米路線の運賃に上振れ余地があると見られ、一部のECチャーター路線では1kgあたり7ドル台を試す展開も予想されます。ただ、繁忙期に現実的なリスクは「高くなる」こと以上に「載せたくても載らない」こと。全貨物機の供給は限られ、オーバーサイズ・定温・危険品など貨物機必須の貨物は、旅客機ベリーで運べる一般貨物より選択肢が大きく狭まります。

繁忙期の出荷4か条

  • 早期のスペース確保:一般貨物は7〜10日前、貨物機依存の貨物は2週間以上前に予約確定を。
  • 代替ゲートウェイ:主要空港が埋まった場合は隣接空港や経由便を検討。時效は1〜2日の追加で済み、コストは大きく下がることもあります。
  • 在庫の優先順位付け:納期必達の貨物だけを切り分けて航空便に振り、残りは海上またはシー&エアで総コストを抑制。
  • オールイン確認:燃油・繁忙期サーチャージの変動が激しいため、見積に燃油・保安・地上取扱費が含まれるか必ず確認を。

裕豊国際物流の米国専線は、航空直行便・経由便、海上FCL/LCL、DDPドア配送を全米主要都市向けに提供し、中国全国で集荷可能です。詳しくは米国専線ページをご覧ください。

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