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アジア域内コンテナ運賃、2週連続で下落——ただし中東路線だけは高止まり、OOCLが新航路を来週就航

2026-10-17

今週の数字

  • 総合指数:ドリューリー・アジア域内コンテナ指数(IACI)は10月15日付で40フィートコンテナあたり1,453ドル、前週比3%下落。6週連続の最高値更新が止まってから2週連続の回落。
  • 上海発の下落:上海―ジャワハルラール・ネルー港(JNPT)は11%安の3,370ドル、上海―釜山は8%安の1,000ドル、上海―シンガポールは7%安の1,973ドル。
  • 港湾の回復:第41週の平均待機時間は釜山26→23時間、JNPT 42→24時間、シンガポール50→34時間と改善。国慶節明けの港湾の滞留解消が追い風。
  • 上昇は僅少:釜山―上海、横浜―上海が各4%高(159ドル、120ドル)だが、ベースが低く影響は限定的。

中東路線だけが別次元

  • 上海―ジュベルアリ:8,416ドルで変わらず。湾岸情勢に価格が連動しており、域内の需給とは切り離された状態。
  • コスト下支え:ブレント原油は9月初めから1バレル100ドル超。CMA CGMは10月1日から域内全航路に1TEUあたり75ドルの緊急燃料サーチャージを適用。
  • 前年比の現実:2週連続下落でもIACIは前年比198%高。昨年の運賃前提で契約を見ると大きく目算を誤る。

航路の新設・再編

  • OOCL CCT4:10月23日就航。南沙―蛇口―シアヌークビル―ソンクラーを結ぶ中国―カンボジア―タイ直航で、シンガポール経由の中継を不要にする選択肢。
  • CCS/CI5/FME2 の再編:Bengal Tiger Line、KMTC、Interasia、Wan Hai の共同運航・韓国/中国―インド航路はシンガポール寄港を双方向で削除。約4,000TEU級6隻で青島―釜山―上海―蛇口―ポートクラン―チェンナイ―カットゥパッリ―パシルグダン―高雄を回る。

荷主の実務ポイント

  • 東南アジア・インド向け:今後2週間は価格交渉の好機。ただし基準は総合指数ではなく自社航路のスポット。
  • カンボジア・タイ南部向け:CCT4直航とシンガポール経由の両見積を比較。リードタイムとフィーダー費用が変わる。
  • 中東向け:下落待ちは禁物。3〜4週間前倒しでスペース確保を優先。

裕豊国際物流の中東専線はジュベルアリ、ダンマーム、ドーハ、クウェートをカバー。詳しくは中東専線ページをご覧ください。

出典:ドリューリー・アジア域内コンテナ指数週次評価(FreshPlaza 経由)、Carpamann サプライチェーン評論などの報道に基づく。

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