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米国向け海上運賃が半年で倍増:塩田―ロサンゼルス急行便40フィート1本1.5万ドルに迫る

2026-10-15

中国経済メディア第一財経が10月14日に報じた深センの荷主取材によると、塩田港発ロサンゼルス/ロングビーチ行きの40フィートハイキューブ急行便(快船)は、国慶節前の1万2000ドル前後から節後も上昇を続け、1万5000ドルに迫る水準になった。半年前のほぼ2倍だ。LCLは1キロあたり11〜12元から20元前後へ。荷主が試算する物流コストの押し上げ幅は10〜20%という。

数字の整理:同じ週に起きた2つの動き

  • 急行便・ECスペース:上昇。ブラックフライデー向けの積み込みが集中し、1.5万ドルに迫る。
  • 一般船スポット:下落。ドリューリーWCI総合指数は2%安の4351ドル、上海―ロサンゼルスは3%安の7624ドル。

どちらも本当の数字だ。指数が追うのは一般船スポットの平均で、急行便は「納期に間に合わせるための上乗せ商品」。急ぐ貨物と急がない貨物で、同じ航路に2つの価格が並立している。

上昇を駆動する3つの要因

  • 出荷の集中:今年のブラックフライデー向け発注は昨年を明らかに上回り、昨季の保守的な在庫運用でアマゾン在庫はほぼ払底。補充と繁忙期準備が同じ船に集中した。
  • スペース争奪の循環:運賃が上がるほど「後で取れなくなる」不安が増し、前倒し予約がさらに運賃を押し上げる。取材された荷主は「代替策がない」と口をそろえる。
  • コスト面:燃料価格の上昇が船社の値上げを正当化。米東岸向けは西岸より高く、ひっ迫が米東から全体へ波及している。

供給は本当に足りないのか

英フォワーダーMetro Globalの10月14日付レポートによれば、第42〜46週(10月12日〜11月15日)の東西基幹航路の欠航は713便中34便、わずか5%。うち太平洋航路が32%を占めるが、絶対量としては限定的だ。連休明けで生産は正常化しており、スペース総量は足りている。ひっ迫は特定の出帆日・急行便に集中する構造的なもので、全面的なスペース不足ではない。

荷主への示唆

納期のある貨物(ブラックフライデー、サイバーマンデー、クリスマス)は値下がりを待たずに押さえるのが得策だ。急がない貨物は逆に、一般船スポットの下落局面を使い、2週間ずらすだけで二桁%の節約になる可能性がある。見積もりは急行便と一般便を分けて取ること——同一路線で倍近い開きがある今、急行便の提示額を市況だと思うと判断を誤る。

裕豊国際物流(Yufeng International Logistics)の米国専線は、米西岸・米東岸向けにFCL/LCL、急行便・一般便の両チャネルを全国から手配しています。詳しくは米国ラインのページをご覧ください。

出典:第一財経、Metro Global、ドリューリー世界コンテナ運賃指数(WCI)各報道より。

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