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パナマ運河、10月15日から1日33隻に回復 新閘門の喫水は49フィートへ緩和

2026-10-14

パナマ運河庁(ACP)が9月28日付の航行通達A-36-2026で明らかにしたところによると、10月15日から新パナマックス閘門の1日予約枠が9から10に増え、新旧両閘門を合わせた1日の通過隻数は33に回復する。9月の流域降雨が平年並みに戻り、閘門の節水措置も奏功、ガトゥン湖の水位がここ10年の平均をやや上回る水準まで回復したことが判断材料になった。

喫水制限の緩和は即日適用だ。新閘門の最大許容喫水は48フィートから49フィート(14.94メートル)へ。コンテナ船にとって喫水1フィートの余裕は数百TEU分の積載増を意味し、建材や機械、鋼材製品のような重量貨物では1箱あたりのコスト低減に直結する。

予約ルールも緩くなる。9月29日以降、10月15日以降の通過日について、顧客ごとの日次・週次枠の上限を撤廃し、連続した日付の予約も可能になった。日次オークションで獲得した枠はセグメント上限に算入されない。10枠の内訳はコンテナ船に最低6、LPG船に最低3が保障され、使い残しは優先順位に従って他船型へ再配分される。

手放しで喜べない理由

運河庁自身が念押ししている通り、流域の水不足は根本解決していない。予約なしで到着した船は依然として「無期限の待機」に直面し得る。しかもMSCは10月19日からパナマ運河緊急サーチャージを導入する。キャパシティ改善と新規サーチャージが同時に来る——この市場ではおなじみの構図だ。緩和の恩恵は本物だが、タダではない。

米東海岸・メキシコ湾岸向けのオールウォーター航路を使う荷主にとって、向こう4〜6週間はスペースとダイヤの安定性が改善するはずだ。乾季が早めに来れば窓はすぐ閉まる。見積もりを取るなら今のうちで、運河関連サーチャージは基本運賃と分けて記載してもらいたい。

裕豊国際物流(Yufeng International Logistics)の米州専線は、米東岸・湾岸・中南米向けにFCL/LCLを全国から手配しています。詳しくは米州ラインのページをご覧ください。

出典:新華社、パナマ運河庁(ACP)航行通達A-36-2026、DatamarNews各報道より。

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