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国際物流ニュース

国際海上・航空貨物、通関、越境EC物流、専用ラインの市場動向を裕豊チームがお届けします。

2026-11-02豪州・NZ路線、11月はコストも船期も厳しく――マースクのPSS導入と21%の定時率マースクがアジア発オセアニア向け乾貨物に11月1日課金日からPSSを導入。豪州は20フィート500ドル・40フィート1000ドル、NZは300/600ドルで、SPOT予約は対象外。定時率21%という現実とセットで読むべきだ。続きを読む →2026-11-02ハンブルクHHLA、3か月で2度目の下方修正――ストと自動化移行が効いているHHLAの2026年EBIT見通しは1億5000万〜1億7000万ユーロから1億1500万〜1億3500万ユーロへ。ハンブルクの取扱量は小幅減から大幅減へ改められた。損の正体は岸壁側にあり、内陸鉄道は無傷だ。続きを読む →2026-11-01LA・LB港、11月は三重苦――250人の警備員がスト承認、3.6万コンテナの鉄道滞留、16ヶ月の橋梁閉鎖ストライキの警告、鉄道積み替え待ち35,688本、そして11月7日からのヴィンセント・トーマス橋16ヶ月閉鎖。米西海岸最大の港湾が迎える三重苦を、荷主の視点で整理した。続きを読む →2026-11-01中遠海運が極東―南米東岸に3本目の週次サービス「ESA3」を新設、12月17日に寧波から処女航海COSCOは南米東岸向け第3の週次サービスESA3を発表。12月17日前後に寧波を出航し、サントス、モンテビデオ、ブエノスアイレスに寄港、フィーダーでパラグアイまで伸びる。荷主が押さえるべきポイントを整理する。続きを読む →2026-10-29カンタス貨物地上職が再び24時間スト、豪5空港で発送に余裕をカンタスの地上・貨物取扱従業員数百人が10月28日、シドニー、メルボルン、アデレード、ブリスベン、パースの5空港で24時間ストを実施。オーストラリア郵便のメールやQantas Freightの取扱作業に影響が及ぶ。会社側は貨物ターミナルの操業継続を強調するが、追加の処理時間を見込むよう顧客に呼びかけている。続きを読む →2026-10-29IMOネットゼロ枠組みは12月採択表决へ、LNG扱いが最大の焦点2025年4月に原則合意したIMOのネットゼロ枠組みは、採択を二度延期した末、2026年12月4日の再開特別会合で表决される見通し。米国がIMO管理の世界基金に反対しLNGの過渡燃料扱いを求めるなか、DNV集計で今年1〜9月にLNG対応新造船200隻が発注された。続きを読む →2026-10-28米国の宅配運賃が最高値へ、軽油だけでは説明できない理由TD Cowen/AFS指数は第4四半期の米国地上宅配の実質運賃が前年比5.8%増、速達が13.8%増と過去最高を予測。10月19日の軽油は1ガロン6.28ドルで2月末比65%高、UPSの燃料サーチャージは29.5%、FedExは29%。続きを読む →2026-10-28ダーバンの滞留は「海側」ではなく「陸側」で長引いている南アフリカのダーバン・ゲートウェイ・ターミナルは10月12〜18日の週に28,617TEU、前週比14%減。沖待ちは10〜12隻・平均11日超。Kuehne+Nagelの10月27日週報は滞留約3万ムーブ、ベイラは14.5日と記録した。続きを読む →2026-10-27プリンスルパートの石炭ターミナル停止3週間、鉄道の数字が語る実態カナダ・プリンスルパートのトライゴン・パシフィック・ターミナルで続くストライキは10月25日で3週間あまり。RailStateの集計では石炭・石油コークスの入線が週11.2本から5.8本へ48%減。10月20日にはカナダ産業関係委員会が会社側の申立てを退け、ストは適法と確認された。続きを読む →2026-10-27空運運賃は過去2回の繁忙期の天井を越えた。ただし中身は一様ではないTAC Indexのバルチック航空貨物指数は10月19日までの1週間で4.7%上昇、前年比26.4%高となり過去2回の繁忙期の最高値を上回った。IATAによるとジェット燃料は前年比113.7%高。中国発北米は1キロ6.88ドル、一方でアジア発欧州の貨物量は前年比16%減のままだ。続きを読む →2026-10-25米USTR、中国関連船舶の港湾料金停止を2027年1月9日まで延長へ――この「あと一日」が意味するものUSTRは10月23日、301条に基づく中国関連船舶への港湾料金の停止期間を11月9日から2027年1月9日へ延長する案を提示。連邦官報への掲載は10月26日、パブリックコメントは10月30日17時締切。政治的合意と法的効力の隙間が、やっと埋まった。続きを読む →2026-10-25南大西洋で1万1900TEU船が炎上・乗員退船――救出に当たった船の一等航海士が殉職、共同海損の現実味シンガポール船籍のコンテナ船Espirito Santo Expressが10月15日夜、リオデジャネイロの東約1700kmで火災。乗員28名は全員救助されたが、救助船Aeolian Arrowの一等航海士が救助艇回収中に落海して殉職。SMITがロイズ・オープン・フォームで救助を請け負った。続きを読む →2026-10-24嵐オースティンがロッテルダム・アントワープに直撃、ル・アーブルのサイバー障害は2週目へ2026-27シーズン初の命名嵐オースティンが23日朝ブルターニュに上陸、最大瞬間風速160km/h。ロッテルダムとアントワープの複数ターミナルは金曜夜から日曜まで制限・全面停止の可能性。ル・アーブルのTNMSCはサイバー攻撃で10月14日からコンテナの出入りが止まったまま。続きを読む →2026-10-24サウジ攻撃でブレント113.17ドル、ジェット燃料は週間11.2%高——荷主が払うのはこれから10月22日、フーシ派がサウジアラビアのシェイバ油田周辺(2人死亡)、ダンマームの空港を攻撃し、紅海沿岸ヤンブーのアラムコ施設への攻撃も主張。ブレントは113.17ドルで5月4日以来の高値。IATAジェット燃料平均は週間11.2%上昇の175ドル。燃油サーチャージの引き上げトリガー線はすでに越えられた。続きを読む →2026-10-23ジェフリーズ報告:世界のコンテナ運賃は2月比130%上昇、インドの対米輸出は48%増Jefferiesの最新レポートによると、世界のコンテナ運賃は2026年2月比で130%上昇し10月は4000〜4500ドル圏。一方でインドの9月のコンテナ化貿易額は前年比23%増、対米輸出は48%急増、UAE・サウジ向けは12〜15%減。主要港の貨物量は13%増だが東海岸は大きく落ち込んだ。続きを読む →2026-10-2310月30日・欧州地中海港湾の共同行動:「たった1日」が船期を5日狂わせる理由国際労組ネットワークPorts in Actionが10月30日、欧州・地中海の50港超で共同行動を計画。イタリアは全国総スト、フランスCGTは24時間全国スト、ギリシャ・ピレウスも参加。ドイツは賃上げ合意で1時間の集会にとどまる。バース窓を外せば順延3〜5日——荷主の確認は今週中に。続きを読む →2026-10-22HMMが16億ドルの新造投資を承認:12隻・11.4万TEU、その中身と読み方韓国最大のコンテナ船社HMMは10月15日、2.168兆ウォン(約16.17億ドル)の投資を取締役会で承認。1万3000TEU新造8隻とリセール新造の小型船4隻、計11万4100TEUを2029年末までに投入する。2030年戦略は「166隻・147万TEU」へ修正——隻数を増やし、船を小さくする。続きを読む →2026-10-22アフリカ航路にPSS第2波:CMA CGM・マースク・ハパグが同一週に発動、最大1,600ドル10月22日から26日にかけ、大手3社がアジア・オセアニア発アフリカ向けのピークシーズンサーチャージを一斉発動。CMA CGMは中国発西アフリカで最大550ドル/TEUとドーバン向け750ドル/TEU、マースクは西アフリカ向け40フィート1,600ドル、ハパグロイドは南西アフリカ向け800ドル/TEU。続きを読む →2026-10-21チッタゴン港NCTの15年運営権がDP Worldへ——ハンガーストライキと延期、荷主が見るべき論点10月8日、バングラデシュ最大港チッタゴンのニュー・ムーアリング・コンテナターミナルの15年運営権がドバイのDP Worldと締結された。港湾労働者は12日に集団ハンスト、19日の「断食死突入」を予告したが、18日の海運相との会談で延期。対外貿易の92%を握る港の行方を整理する。続きを読む →2026-10-21台風の後遺症:上海の定時到着率12.2%、アジア港湾混雑が削る年末の船腹8月の中国港湾のスケジュール信頼性は23.9%、上海は12.2%まで沈んだ。10月初頭には世界の錨地に891隻が滞留し、船隊の12.6%が混雑に吸収されている。年末輸送の予約リードタイムは2週間から3〜4週間へ——判断は早い方がいい。続きを読む →2026-10-20コナクリ13日待ち——西アフリカ渋滞が露呈させた「港の外」のボトルネックコナクリの船舶待機は7日平均13.33日、フリータウン11.36日、テマ港も6日弱。MSCの2万4千TEU級が投入され貨量は年19.4%増えたが、道路・鉄道・ヤードが追いつかない。渋滞の本質は岸壁ではなく内陸にある。続きを読む →2026-10-20スエズ復航が加速——10月229隻が回帰、欧州航路の運賃「天井」が見え始めたスエズ運河庁は10月、危機以降最多の229隻の回帰を記録し、20の船社・代理店に試験通航を呼びかけた。バブ・エル・マンデブ経由の週間計画运力は6週間で倍の44.8万TEU。运力回流が欧州航路のFAK値上げ(4,500〜4,800ドル)の成否を左右する局面に入った。続きを読む →2026-10-19CMA CGM、アジア―中南米で1箱1,000ドル値上げ——「旺季は必ず上がる」の法則は今年もCMA CGMは10月15日積み分からアジア全港発・中南米/カリブ/メキシコ向けを一律1,000ドル/箱引き上げ。ドライ、リーファー、OOG、有償空コンテナに例外なし。同日発の南米東岸発PSSは1TEU1,000ドル。MSCは19日から2つのサーチャージを地中海・北アフリカに拡大。続きを読む →2026-10-19黒海小麦の9月積み出し77.8%減——何が起き、荷主は何を変えるべきか黒海の小麦積み出しは9月に160万トンと前年比77.8%減、2017年以来最低の9月に。攻撃は初めてルーマニア・ブルガリアのEEZに拡大し、ドナウ回廊の運賃は1トン75ドルへ。エジプトの9月小麦輸入は前年比74%減。続きを読む →2026-10-18ロサンゼルス港、9月142万TEUで西半球記録——量はある、読めないのは年末ロサンゼルス港の9月取扱量は142万TEUで、同港史上最高かつ西半球の港湾単月記録。輸入重コンテナは前年比19%増の54.6万TEU。ベトナムが第2の貿易相手に浮上し、タイが初のトップ5入り。10月は約90万TEUの見通し。続きを読む →2026-10-1810月のサーチャージ集中投入:CMA CGMが東アフリカ800ドル・西アフリカは22日から、マースキは印・中東—米東岸で6,500ドルCMA CGMは10月15日から中国―東アフリカ向けにPSSを適用(モンバサは1TEUあたり800ドル)。西アフリカ向けは22日開始。マースキは17日からインド亜大陸・中東―米東岸/メキシコ湾向けPSSを最大6,500ドルに改定。続きを読む →2026-10-17アジア域内コンテナ運賃、2週連続で下落——ただし中東路線だけは高止まり、OOCLが新航路を来週就航ドリューリーIACIは10月15日に40フィートあたり1,453ドルと週3%下落。上海―シンガポールは7%安、上海―JNPTは11%安。一方、上海―ジュベルアリは8,416ドルで高止まり。OOCLは23日に中国―カンボジア―タイ直航CCT4を開始する。続きを読む →2026-10-17EUの150ユーロ免税撤廃から3か月——中国―欧州航空貨物、9月データが示す構造変化EUは7月1日に150ユーロ未満小包の関税免除を撤廃し、11月1日には1個2ユーロの処理手数料を追加。9月の中国―欧州航空貨物量は前年比10%減、中国香港発は24%減。ベルギーの低額申告は53%減少した。続きを読む →2026-10-16ライン川、記録的低水位が10月まで長引く——欧州内陸輸送が詰まり始めたカウブ水位が8月に6cmと1880年の観測開始以来の最低を記録。デュイスブルク周辺の艀運力は3分の2に低下し、鉄道・トラックも満杯。低水位サーチャージは最悪 tier で1コンテナ1,500ユーロ超。続きを読む →2026-10-16ホルムズ海峡で2日連続のコンテナ船被弾、1隻沈没——中東航路の最新状況と実務対応10月13日、シンガポール船籍のGFS Pride(2,824TEU)がホルムズ海峡で被弾・沈没。翌日には姉妹船も損傷。Gemini連合は17日に極東―中東航路をコールファカン寄港で再開するが、湾岸港の混雑が深まっている。続きを読む →2026-10-15米国向け海上運賃が半年で倍増:塩田―ロサンゼルス急行便40フィート1本1.5万ドルに迫る第一財経の10月14日付調査によると、塩田―ロサンゼルス/ロングビーチ向け40フィートHC急行便の運賃は1.5万ドルに迫り、半年前の2倍に。同じ週にドリューリーWCIは2%下落。指数と急行便の乖離が意味するものを整理する。続きを読む →2026-10-15リヤド空港が1週間で3度目の攻撃、10月18日まで閉鎖:中東向け航空貨物はどう動かすべきかイエメン・フーシ派が10月10日から14日にかけて弾道ミサイルでリヤドのハリド国王国際空港を連続攻撃。14人死亡、300人以上が負傷し、空港は現地時間10月18日0時まで閉鎖。サウジ向け・中東経由の貨物への影響と対応を整理する。続きを読む →2026-10-14パナマ運河、10月15日から1日33隻に回復 新閘門の喫水は49フィートへ緩和パナマ運河庁は9月28日の航行通達(A-36-2026)で、新パナマックス閘門の1日予約枠を10隻に増やし、最大喫水を49フィートへ即時緩和すると発表。予約ルールの緩和も同時進行だが、水不足は根本解決していない。続きを読む →2026-10-14豪州向け貨物に新ルール:マースク「SI未提出は積載不可」11月本格化、ANLは10月15日に運賃修復マースクが豪州向け輸出貨物に「No Shipping Instruction, No Load」ポリシーを導入。11月2日ソフト開始、30日から全面適用。一方ANLは10月15日に北東アジア発豪州向けの運賃修復を実施。書類とコスト、両面の対応ポイントを整理する。続きを読む →2026-10-14アジア発欧州向け海上運賃が13週連続下落、船社は10月後半のFAK引き上げを目指すアジア発北欧向けスポット運賃は13週連続で下落し、FEUあたり3,000〜3,300ドル前後に。一方で主要船社は10月19日以降4,000ドル超へのFAK引き上げを計画。荷主が押さえるべき実務ポイントを整理します。続きを読む →2026-10-14航空貨物の繁忙期が早くも本格化:中国発欧米向け運賃は前年比2〜3割高、予約枠もひっ迫第4四半期の航空貨物市場は前年を大きく上回る立ち上がり。大中華圏発欧州向けスポットは1kgあたり4.7〜5.1ドル、北米向けは約6.0ドル、ジェット燃料はほぼ倍増。最新の相場水準と繁忙期の予約戦略を整理します。続きを読む →2026-10-13紅海迂回の常態化:欧州向け海上運賃とリードタイムの最新動向喜望峰迂回が構造化する中、欧州向け運賃は年中のピークから下落したものの、危機前の水準を大きく上回っています。荷主が押さえるべきポイントを整理しました。続きを読む →2026-10-13中東越境EC物流が年末ピークへ:在庫準備・海外倉庫・ラストマイルCODの最新事情ホワイトフライデーと年末商戦を控え、中国・中東間の輸送スペースが逼迫してきました。在庫準備のタイミング、ドバイ・リヤドの倉庫戦略、末端CODの実情を整理します。続きを読む →

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